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NAGASAKI

24/06/2014

長崎市内と軍艦島をめぐる3日間

           Nagasaki-city and Gunkanjima

Process of journey

長崎駅
Ngasaki station


長崎空港からリムジンバスで約1時間

 

観光案内所があるので、そこで観光パンフレット(無料)と路面電車の一日乗車券を二枚(500円×2)を手に入れた

 

観光バスなんかもここから出てるよ。私は利用しなかったけどね

 

ここから徒歩5分のところに宿をとったので、とりあえずチェックインしに行く

ゲストハウス
Guest-house


ゲストハウスというのはサービス皆無の素泊まり宿のこと。海外のバックパッカーや私のような安さ重視の若者なんかが利用する宿だね

とにかく破格の安値で泊まれる

私の利用したゲストハウスは一泊朝食つき2400円

(朝食っつっても、食パンとジャムとインスタントコーヒーが共同リビングに置いてあって、自分で自由に食べていいよってだけなんだけど)

結構きれいだから女性でもなんの問題もありません

 

私の泊まった部屋は女性ドミトリーで、8人相部屋
日本人が私しかいなかったので会話は英語でしたが、ぶっちゃけ身振り手振りでどうとでもなる

ちっさいシャワールームがあって、8人で順番に入る

 

女性ドミトリーのほかに、男性ドミと男女共同ドミがあった

リビングがあって、そこでお話したりする

 

                 ↓ 詳しくはこちらから ↓

路面電車
Streetcar


長崎名物(?)の路面電車で夕食までの時間をつぶす

 

私が乗ったときは誰もいなかったけど、長崎市民の通勤通学の足なんで普通は混んでます

 

けっこう揺れる。あと、お釣りなど出ない

一日乗車券がない場合はしっかり小銭を用意しておこう

 

夜景とトルコライス
Night view / Toruko-Rice

 

ロープウェイで稲佐山をのぼり山頂展望台へ

そこにある「ひかりのレストラン」で名物トルコライスを食べる

 

カップルばっかりだった

ひとりで食べてんの私だけだった

辛くなんかないもんwwいや、ほんとに・・・

 

あんまりおいしそうに撮れなかったけど、めっちゃおいしかった

一皿にピラフ、ナポリタン、豚カツ、サラダが盛ってあってけっこうボリューミー(女性視点です)

これで1150円。安いんじゃないかなぁ

 

ちなみにトルコライスのトルコはTurkeyでもいいんだけど、トルコ感ゼロだからローマ字表記にしといた

 

出島
Dejima

 

長崎観光二日目 朝

 

開館と同時に入ったので一番乗り、誰もいない

静かにゆったり見れていいね

 

入場券は大人510円

 

出島内部
Inside the park

 

資料館がすごく面白い(撮影禁止だった)

ターヘルアナトミア(解体新書の原本)や赤絵、染付けの破片なんかが展示されている

 

当時の洋館の内装を再現したところもあり、当時の食事も見ることができる。

たのしい

 

外にはVOCの大砲も展示されている

※VOC=Vereenigde Oost-Indische Compagnie

      オランダ東インド会社

 

写真をクリックすると拡大表示できるよー

軍艦島
Gunkan-jima

 

軍艦島へ行くには船を利用せねばならぬ。

観光客はふつう軍艦島上陸クルーズを利用する

5社くらいがやってるんで、好きなところを選べばいいんじゃないかな

 

で、私はゲストハウスの人がオススメしてくれた『軍艦島コンシェルジュ』で行きました

 

チケット買うとき誓約書みたいなのを書かされる(勝手にどっか行って怪我しても責任取らんで、みたいな)

 

平日大人3900円

 

軍艦島へ向かう船内では当時の映像がやたらかっこよく編集されたVTRを見せてくれる。

ガイドさんがめちゃいい人だった

軍艦島内部
Inside the island

 

廃墟好きの聖地、らしいけど、島の奥までは入れないし、ぶっちゃけ廃墟を肌で感じることはできなかった

 

上陸するとガイドさんが有人島だったころの写真を使いながら解説してくれる

このガイドさん、若いころこの島で働いていたようで、当時の生活実態、炭鉱の仕事の内容、事故があったとき、台風が来たときなどの、実際に生活した人でなければわからないお話が聞ける

 

が、如何せん奥まで入れない。危ないからしょうがないんだけどさぁ・・・

軍艦島の奥のほうを見たい人は、Googleストリートビューをオススメします。アレめっちゃ楽しい

 

クリックで拡大表示でーす

東山手散策
Stroll Higashi-yamate

 

東山手には洋風住宅群などがある

オランダ坂もこの辺。

異国情緒あふれている・・・かなあ?

レンガ造りの建物とかけっこうあります

 

町並みはすごく綺麗、でも坂が多い

洋館
Western stile house

 

オランダ坂からはじまり洋館がいくつか見学できる

洋館見学は無料です

 

コスプレとかして写真とったら楽しそう

(許可がいるだろうけど)

 

坂の上なんで景色もよい

 

が、坂である

坂ばっかである

歩きやすい靴でないと、たぶん死ぬ

 

 

クリック拡大です

孔子廟
Confucian Temple

 

東山手洋館群の坂を下りたところにある

中には中国歴代博物館があります(そこは撮影禁止)

 

明治26年(1893)中国清朝政府と華僑によって建造された

 

賢人たちの石造が並んでいて、どれも顔が違う

パンフレットには

「君のお父さん、おじいちゃんに似てる石造はどれかな?」

とかいうふざけたハイセンスな一文が乗っていた

 

うちのお父さん、おじいちゃんは終に見つけられなかった、が、犬の散歩仲間の佐藤さんと植木屋の新田さんはみつけた。石にされてた。

 

クリックで(ry

――――

祈りの三角ゾーン
Triangle zone of prayer

 

はたして英訳はこれでいいのか・・・

 

右に見えるのが寺(仏教)、手前の鳥居が神社(神道)、移ってないけど、みちの向こうには天主堂(キリスト教)がある

 

日本の宗教に対する寛容さというか雑食さというか・・・

 

鎖国時代唯一の海外交易の窓だった長崎らしい風景

大浦天主堂
Oura-Church

 

現存する日本最古のゴシック様式教会

中は撮影禁止ですが、ステンドグラスがあって綺麗です

 

ちなみに、天主堂というのはカトリック教会の建物のこと。

 

鎖国時代唯一の西洋貿易相手のオランダさんはアンチカトリックのプロテスタントでしたが、布教する気はあんまりなかったようで。

 

長崎でプロテスタントが流行るのは黒船来航以降です

 

入館料大人300円

グラバー園
Glover Garden

 

大浦天主堂から直接グラバー園に抜けることができる

Thomas Gloverといえば日本近代化を語るには欠かせない人物

日本に来航してグラバー商会を立ち上げたのが21歳とかwwwワロタwww

 

そんなグラバーさんちの復元やドックハウスなどの6つの洋館がある

シーズンを逃さなければ庭も綺麗だと思う

 

いくらオフシーズンだからって、池の掃除ぐらいしといてくれよ!!オフシーズンだけれども!!

 

ちなみにここで昼食。おいしかったけど値段の割りに小さい

 

入場料大人610円

角煮まんじゅう360円,サイダー200円

散策
Roam

 

 

夕食までの暇つぶし

夕食
Dinner

 

ちゃんぽんにDinnerをあてるのはいささか力不足か

Supperのほうがいいかな・・まあどっちでもいっか

 

長崎といえばちゃんぽん。

本当は中華街で食べる予定だったんだけど、なんか閉まってた。オフシーズンだからか!?!?

 

しゃーないからリンガーハットで食べる

地元にもあるんだけどね、リンガーハット・・・

 

普通においしい

 

お値段515円

寺めぐり
Tour Temples

 

三日目 朝

 

朝っぱらはお店も観光地も閉まっているのでまたしても散策

 

寺めぐりと言いつつ神社もめぐるよ!

 

 

桃渓橋からみた風景

水が澄んでて美しい

宮地嶽八幡神社
Miyajidake-Hachiman-Shrine

 

 

これヤハタ?ハチマン?調べるとどっちも出てくるんだよねー・・・どっちでもいいか

 

世にもめづらしい陶器製の鳥居

触るとつるつるしていて、ひび割れがすごい

 

 

亀山社中記念館
Kameyama-shachu
Memorial

 

この辺になってくると英語表記が馬鹿くさくなるね

 

坂本龍馬らによって設立された日本初の商社

ここにたどり着くまでがめっっっちゃくちゃ大変

もはや登山

歩きやすい靴でないと、十中八九死ぬ

よくこんなところに会社作ろうと思ったな、出社すんの大変だろ・・・

幕末志士の足腰マジハンパねえ・・・

 

龍馬通り
Ryoma Street

 

この辺りと風頭公園へ至る石畳の道が龍馬通り

龍馬たちがしょっちゅう歩いてたんだってさ

龍馬の足腰マジぱねぇ

 

なんか龍馬が腕組んでるちっちゃい像があるだけの場所です。

情緒あって好きだけどね

この辺はもう観光地ってよりはふつーの住宅地ですよ

 

ここで写真撮ってるとき、その辺のおばちゃんに

「わー、どっから来たの~」って声かけられましたからね

 

東京ぜよっ!!

 

 

 

風頭公園
Kazagashira Park

 

ここに至るまで本当に大変だった

歩きやすい靴でないと(ry

 

道のところどころに励ましの俳句が詠まれた札がかかってる

疲れすぎて写真撮ることも忘れてしもうた

けっこう面白いから撮っとけばよかった・・・

 

 ここに来るまでの道にブーツ像もあったんだけど、疲れすぎて写真取るどころじゃなかった

「あー、はいはい、ブーツね・・」って感じでスルーしてしまった。今思うと非常にもったいない。

 

 

龍馬の視線の先

海が広がっています

晴れてたらもっと綺麗だったんだろうけど、曇りだったからなぁ・・・

まあ晴れててしかも暑かったりしたら

ここにたどり着く前に死んでるんで、曇りでよかったかもしれないけどさ。

迷子になる
Get lost

 

「こっちの道面白そう!」とか思って地図のルートから外れた途端に迷子。

 

風頭公園は山の上のほうにあるので、とりあえず坂と階段を下っていけば港につくだろう、と楽観的に捉えて気の向くままに階段を下りまくった

 

一枚目はコンクリートについていた猫の足跡

乾く前にニャンコが通り過ぎたのかな

 

なんの計画性もなく歩くのはそれはそれで楽しい

 

崇福寺
Sohuku-ji

 

脱迷子!よかったー

 

こちらのお寺は唐人の希望によって建てられた中国様式のお寺

 

しかし建てた大工には日本人もいたので、ところどころに日本様式が混じっている

 

航海の安全を祈願してるんだってさ

 

それにしてもこの魚はいったいなんだ?

 

八坂神社
Yasaka-jinja (shrine)

 

また階段・・・

境内にはお地蔵さんがたくさんあります

 

このまま隣にある清水寺に抜けられます

 

この辺は本当に神社仏閣が多くて、風頭山の麓にはなんと2社14寺もある

 

 

清水寺
Kiyomizu-shrine

 

江戸時代には長崎を一望できる絶景スポットだったらしいが、現在はビルが立ち並んでおり、長崎港は見えない

 

京都の清水寺を模した石舞台もあるよ

史跡料亭・花月
Kagetsu
(historic restaurant)

 

もともとは遊女屋の庭園内に造られた茶屋。

遊女屋廃業後も建物は引き継がれ、現在は史跡料亭になった

この辺の花街は幕末・維新時代の志士たちの社交場で、坂本龍馬、岩崎弥太郎なんかも訪れたらしい

日本最初の洋間もある

坂本龍馬直筆の書などを展示する集古館というものもある

 

が、

 

料亭を使用する宿泊客でないと中には入れないし見学もできない

 

残念だけど、まあ当たり前っちゃあ当たり前だよね・・・

 

原爆落下中心地公園
Ground zero

 

百合の向こうに見えるのが中心地碑

手前に見える柱が浦上天主堂遺壁

 

平和公園周辺はここの他にも多くの見学スポットがある

 

出来れば、少人数で廻ることをオススメしたい

 

修学旅行などの団体で見学するよりはるかに胸に来るものがある

浦上天主堂
Urakami-church

 

原爆により全壊したため新たに建て直された教会

 

被爆したマリア像・ヨハネ像が展示されている

 

 

もともとは禁教時代に絵踏みを行っていた場所

そののち、弾圧を耐えて信仰の自由を得た信者たちがその建物を買い取り大聖堂を建てたという、信者たちの執念が垣間見える成り立ちがある

旅の概略

旅の行程

Process of jurnal

一日目

17:00 長崎駅到着

      ↓

     稲佐山山頂展望台(夕食)

      ↓

     長崎市散策

 

二日目

9:00  出島

      ↓

     軍艦島

      ↓

     東山手洋館巡り

      ↓

     グラバー園(昼食)

      ↓

     大浦天主堂

      ↓

     ちゃんぽん(夕食)

 

三日目

8:00  寺町巡り

      ↓

     亀山社中

      ↓

     思案橋(昼食)

      ↓

     平和記念公園

      ↓

     浦上天主堂

      ↓

     長崎空港  

交通費

     航空券(LCC)                     往復  16080円

     リムジンバス                     往復    1200円

     路線バス一日乗車券   2日分   1000円

 

                                                        合計 18280円

 

宿泊費     2泊 4800円

 

 

                    計 23080円

Garally

Itinerary

Cost

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