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鳥獣戯画展

さて、今後はブログに私自身の活動も書いていこうとおもいます。

(そうでなきゃ書くことないし・・・)

で、鳥獣戯画展に行ってまいりました!

こんなん。

場所は上野にある東京国立博物館

木曜日の一限が休講になったので、開館時間に到着するように向かいました

9:30開館で、私が到着したのが9:40くらい。

で、この状況。

すでに入場30分待ち・・・

平日木曜日の!朝なのに!なぜこんなに混んでいるのか!!

それだけ人気ってことですね・・・

しかも入館したからと言ってすぐに鳥獣戯画が見れるわけではありません

なんと、『鳥獣戯画甲巻』120分待ち・・・

二時間って・・・・

ここでちょっと説明を。

鳥獣戯画は国宝に指定されているものが甲乙丙丁の四巻で、それぞれ作者も年代も違うんです

そして、一番有名なのが甲巻(上の写真も甲巻)

今回の特別展ではこの四巻に加え、国内外に所蔵されている断簡五幅も見ることができます

つまり、鳥獣戯画と名のつくものがすべて大集結しているわけです!

そのほかにも高山寺の文化財も展示されます。こちらもなかなか良いんですよ~

で、会期中は作品の展示替がありまして、

「鳥獣戯画」については全4巻の前半部分が前期、後半部分が後期に展示されます 前期=4月28日(火)~5月17日(日) 後期=5月19日(火)~6月7日(日)

前期に行った場合、甲乙丙丁それぞれの本物の前半部分とレプリカの後半部分が、後期なら逆に本物の前半部分とレプリカの後半部分を見れるというわけです。

要するに、すべての鳥獣戯画の本物が見たければ2回来い!ということですね。

私にはそんな気力がありませんでした。後期に一回行っただけです・・・

並ばなきゃ見れないのは甲巻だけで、そのほかの巻や展示物はフツーにじっくり見れます

行列をみてめっっそりしますが、しかし並ばねば来た意味がない!

並んでいる間は壁にかかっている鳥獣戯画のレプリカとかも見れます

修復作業のVTRなんかも流れていました

でも二時間ですからね、飽きますよね。

スマホがなかったらわたし灰になってたんじゃないでしょうか。文明の利器万歳!

と、そんなこんなで二時間後、ようやく甲巻の前に到着。

いや~~~~やっぱナマは違うわ~~!!

筆づかいや紙のかすれ具合なんかが、レプリカとは違うんですよね。

本物を目の前にすると、本当にこの絵を描いた人間が実在したんだ!という気持ちになります

絵を見ているだけで、描いたお坊さんの様子がなんとなくイメージできるんですよ

そしてやっぱり甲巻はイイ!!

かわいすぎる・・・!

絵って、ほんのちょっとの違いでかわいいかどうかが左右されると思うんですよね

その点甲巻はカワイイをばっっちり捉えています

ほかの巻にもそれぞれ良さがありますが、かわいさでは甲巻に敵うものなし!!

なにしろ絵の中の動物たちがめちゃくちゃ楽しそうなんです

だれも悲しんでたり、怒ってたりしていない

みんな浮かれて騒いで、遊んでいるだけなんです

見ているこっちも思わず笑ってしまうような、そんな楽しそうな雰囲気で溢れているんです!

古いものってどうしても、古めかしいというか堅苦しいというか、時代が離れているだけに距離感があるんですよね

でも、鳥獣戯画を見ると、すごく親近感が湧くんです

「あー、この時代の人たちもこんな風にふざけて笑って遊んでいたのかな~」

って。

本当に見れて良かった!

で、

甲巻見れたのはわずか2分

二時間並んだ末にこれだけか!!!!

・・・と思いますけど、しょうがないですよね混んでますから。

さて、ほかの巻ですが、まず乙巻。。

これは動物図鑑みたいなかんじで、いろいろな動物(麒麟など架空のものを含む)が躍動感あふれる筆遣いで描かれています。擬人画というわけではありません。動物です。

丙巻は、前半部分は人物の遊戯、後半部分が甲巻のような動物たちの擬人画になっています。

後半は甲巻をまねて描かれたらしい。

甲巻に比べるとかわいくな・・・いや、写実的です。

とってもきっちり描かれています。デフォルメが弱いんですかね・・・

ちなみに、前半後半はもともと一枚の紙の裏表で、それをべりっと剥がして見やすいように並べたものだってことが最近分かったとか。

なんか同じようなところに墨の跡がある→裏返して重ねてみる→墨の跡が完全一致!

ってかんじらしい。気づいたときテンションあがったでしょうね~

で、丁巻。

私は甲巻と同じくらいこの巻が好きです

まず、筆がはやい、めちゃはやい。

もう、サッサッってかんじに描かれています。

画力がむっちゃ高い人が勢いよく描いたかんじで、遊び心も満載!

坊主たちの表情がちょっと抜けてて面白い。

この四巻の中では圧倒的な落書き感です(笑)

と、鳥獣戯画以外の展示も相当おもしろかったですが、とりあえず今日はこの辺で。

最後に、グッズ売り場で買ったものの写真を。

クリアファイル

ストラップ

判子

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